プロフィール

ママ友ドクターとは?

ママ友ドクター®にしむらゆみプロフィール

小児科専門医・小児心身症学会認定医・子どものこころ専門医
早期療育と幼児教育の研究家・10歳7歳3歳の2男1女のママ。
宮城県仙台市育ち。
最重度自閉症の姉を持つ。周囲から我が子を理解されずツラい思いをしていた母を見て、障害児家族に寄り添える仕事をしたいと医師を志す。2010年に小児科医になると自閉症診療の第一人者「平岩幹男」先生のもとで学ぶ。「発達障害がある」ではなく「普通と違うことができる特性を持つ」子供と捉え、親が諦めず前向きになれる育児アドバイスをしようと心に決める。
その後、発達特性のある長男に対し本格的な療育や知育、バイリンガル教育を行った経験も活かして地方病院と大学病院で発達専門外来を新設し、のべ1000件以上の相談を受けるようになる。しかし医師という立場だけでは育児の悩みに寄り添うことに限界を感じるようになる。
子供を成長させるためにはママの子育てマインドシフトが不可欠であることから、専門家としてとママ友としての両方の支えが必要という考えから、三人目の出産を機に「ママ友ドクターにしむらゆみ」という活動を開始した。YouTube、SNS、Webセミナーやライブ配信による発達相談会を開催。2022年4月から、ママたちをしっかり支え子育てを学べる場として「子ども発達相談&ゼミVARY」を運営開始。2023年より子ども発達相談アカデミーVARYとして規模を拡大中。

ママ友ドクターの誕生秘話 True History

  1. ママのためのドクターになりたかった 3歳年上の姉が最重度の自閉症(発達障害)を持つ。30年以上前の当時、自閉症は親の愛情不足や育て方のせいだと言われていた。世間や医療機関でさえ理解や知識もなく支援も十分なかった時代に、弟を含めて3人の子どもを育てていた母。気丈な母を常に笑顔にしたいが自分一人では何もできないと感じていた幼少期。なんとか母を楽にしてあげたい、なんとか姉を治してあげたいと考え続けた結果、母親に常に寄り添い障害のある子のためになる仕事をしたいと医師を志す。
  2. 発達障害のある子は「障害児」ではないことに気づく 医学生時代から専門施設の研修などを繰り返し、特性のある子どもたちは幼児期に関して言えば決して心や精神の障害のあるわけではないと知る。そのため児童精神科(子供専門の精神科医)の道ではなく、乳幼児期の育児相談も担う小児科医として歩みだす。しかし「お母さんに寄り添って大変な子育てを支えたい」と上級医に伝えたところ「あなたがしたいことは医師の仕事ではない」と言われショックを受ける。しかし自閉症診療の第一人者の小児科医である平岩幹男医師に出会い学ぶ中で、特性のある子どもたちは、親の意識と環境(療育と特性を理解した丁寧な子育て)でその後の人生すら変わり得ることを目の当たりにする。有名な療育機関で現場の指導スキルを学び、それらの知識を踏まえ勤務先の市中病院で独自の育児相談外来を新設。その経歴が認められ大学病院でも発達専門外来を任されるようになる。
  3. 発達特性のある息子が医学の常識を超えて成長 市中病院の相談外来を立ち上げたころ、自身も第一子が言葉の遅れを伴い発達特性があることに気づく。専門知識や療育スキルがあっても母親としてはまだ初心者で、心配や不安で日々押しつぶされそうな子育ても経験する。しかし、療育通わせながら将来を見据えてバイリンガル教育や知育の教室に行い小学校受験も経験する。その間、妹や弟が誕生する中で、長男が予想を超えて成長していく姿を見て、同じ境遇のママたちに「努力は実を結ぶ、夢を諦めないで」というメッセージとともに経験談を共有したいと考えるようになった。
  4. 患者さんのお母さんと友達になりたかった 大学病院の小児発達専門外来で何百組という親子の相談をうけるようになったある日、乳がんで余命宣告を受けたというお母さんが子供の発達相談のために来院した。同じ医療従事者であったため「成人する姿を見届けられないから今やれることをやっておかないと」と淡々と語る彼女に、主治医という立場を超えた声をかけられなかった。医者は客観性を保つため患者家族とプライベートの関わりを持ったり感情移入をするべきではないという慣習があるから、診察室では動揺を隠すのが精一杯だった。しかし、連絡先の友達(ママ友)として交換をしておくべきだったと今でも後悔。医師としての立場だけでは本当の意味で母親に寄り添えないことを痛感。
  5. 医師としてやれることに限界を感じていたときにオンライン時代へ 診察室の外での活動ができないかと模索していたとき、3人目の産休に入るがその直後に新型コロナウイルスの感染が広まった。乳幼児健診が休止となり育児相談できる場も失われ途方に暮れるママが増えた現状を目の当たりにし、今すぐ自分にできることは何か考え、新しいカタチの母子支援として「ママ友」+「医師」すなわち「ママ友ドクター」という活動を思いつく。オンライン時代が加速したことをうけ、急遽YouTubeチャンネルを立ち上げ「おうちベビーチェック」、「ためになるママ会」、「子育てライフハック」、「小児科YouTube外来」などシリーズで動画を作って配信開始した。また2021年からは「Neo発達外来」シリーズとして動画や発達相談会ライブ(生配信)を行ったり、子育て支援企業から依頼を受けて記事監修やWebセミナー、講演、ライブ対談も行っている。

ママ友ドクターのコンセプトConcept

ママ友ドクターのコンセプトは5つの「S」を意識して活動をします。

小児科医・発達専門医としての知識 Skill

家族経験と成長実感の共有 Share

ママに笑顔 Smile

子どもの確かな成長につなげる答えを導く Solution

小児科医だけど「ママのための」専門家 Specialist 

ママ友ドクターの約束 Promise

  • 気軽に人には話せない悩みを打ち明けられる医師の信頼(守秘義務)を守ります。
  • 専門医の知識、育児経験を交えたアドバイスを通して我が子の成長の実感を手にしてもらいます。
  • ママ友のように弱音や不安に寄り添う安心感を提供します。
  • 我が子に向き合う勇気夢を持つ自信を持てるまで一緒に歩みます。
  • ママ友ドクター活動を通じて新しい子育てネットワーク(コミュニティ)を作ります。

 

 

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