法人向けコンサルサービス

発達支援サービス・療育施設コンサルのご案内

2023年5月より子育て支援・児童発達支援に取り組む
企業向けコンサルティングを開始いたします。

自閉症児と歩んで40年

私は最重度自閉症の姉と人生を歩んでまいりました。
当時、自閉症は親の愛情不足のせいと責められていた時代。周囲から理解を得られず苦労していた母。重度知的障害であると診断され会話もできず強度行動障害もあった姉。物心ついた頃から、いかに姉と楽しく過ごせるか、家族が平穏に生活を送れるかを常に考えてきました。しかし、不幸せだったかというと、決してそうではありません。母が常に私や弟に対し、姉と楽しく過ごせているかを意識し育ててくれたからです。母は、姉に感謝するようにと私や弟に何度も言いました。「妹や弟の分まで障害を背負って先に生まれてきてくれたのだ」と。もちろん、きょうだい児としての人生は、決してキレイゴトだけでは済まされませんでした。自分の家庭環境を嘆いたこともあります。40年前に療育をきちんと受けられなかった子どもたちが現在どうなのか、も見てまいりました。
しかし、やはり姉がいたから、その経験から当事者家族に寄り添える医師になろうという夢を描くことができ、すべての自閉症の子どもをあきらめないという現在の私の強い意志につながっています。

すべては、特性のある子どもの未来のため~医師として母として~

わが家がそうであったように、主治医や支援者から理解をされず辛い思いをする家族を一組でも減らしたいという思いから、医学生時代から日本トップクラスの児童精神科専門施設の見学を始めました。
2009年に医師になって以降は、大学病院で働きながら第一人者でいらっしゃる平岩幹男先生のもとに通い発達診療を学び、東京・埼玉・千葉における海外の最新知見を取り入れた国内トップレベルを誇る療育機関10か所以上の代表者と交流し、意見交換、見学・研修を続けてまいりました。
また、実際にADHDの長男を療育に通わせた時期があることから、自費療育や大手含む都内有数の幼児教室も経験しております。。

 

発達外来を受け持つ専門医師であり当事者家族、サービス利用者としての視点も併せ持つ…そんな私にしかできないこととは何か。
一人でも多くの子どもの成長が促されるためには何ができるのか。
それは、療育支援サービスの充実化であり、将来的には国内水準を上げていくことを目標に2023年から企業向けコンサルティングを始めることにいたしました。
既存のサービスに関して、子どもや利用者(保護者)が求めている内容と合っているか、施設内の雰囲気は適切か、療育プログラムやペアレントトレーニングにさらなる工夫ができないか・・・保護者の子育てのモチベーションや夢の描き方といった新しい視点まで、多角的なアドバイスをさせていただきます。

 

【参考】見学・交流歴のある発達支援専門機関(一部):
一般社団法人ころん もうひとつのおうち
特定非営利活動法人 ADDS
合同会社 オーティズムファミリーネットワーク オーティネット
自由が丘 こころの発達研究所 LIBO
ことばと子ども支援室
子ども発達支援室OZ
株式会社 チルドレンセンター
株式会社エルチェ レンテ
株式会社 スペクトラムライフ
株式会社 Kaien
社会福祉法人 はーとふる 発達支援準備室PiECE
LITALICOジュニア池袋教室
LITALICO東京本社
千代田区子ども発達センター さくらキッズ
(旧)東京都立梅ヶ丘病院
国立精神神経医療研究センター
国立成育医療研究センター

最先端:ママに寄り添うオンライン支援の実績

2020年からオンライン時代を迎え、診察室に留まるのではなくSNSなどのオンラインにおける子育ての支援を始めました。
従来はデリケートなテーマゆえに公開の場では難しいとされた「発達障害」のライブ相談、オンライン(Zoom)を用いた発達・子育てコンサルにもいち早く取り組みました。
その結果、現地では発達相談や子育て相談ができないので…という理由から、個別コンサルに申し込まれる海外在住の方も増えております。
2023年5月現在、SNS発信・オンライン相談・ライブ配信・ウェビナー・オンラインサロン(コミュニティ)といった、時代に応じた保護者(母親)のニーズに最も寄り添ってきた活動実績を持ちます。

2022年から主宰する、発達障害の子どもの育て方に悩む母親向けのオンラインサロン・コミュニティ(子ども発達相談&ゼミVARY)の在籍メンバーは、北海道から沖縄、海外(アジア、北米)と世界中から参加されています。各地域の療育・子育て事情を生の情報として併せ持つことも、一つの強みです。

唯一無二の視点

きょうだい児経験、
発達専門医としての視点、
急速に進んだオンライン時代に適した母子支援活動経験、
現在も一人の特性のある子どもを育てる母親目線…

すべては特性のある子どもの将来のために、
各企業・専門機関が取り組む発達支援サービスがより充実したものになるよう
最大限サポートさせていただきます。

取得資格:小児科専門医・小児心身症学会認定医・子どものこころ専門医
乳幼児メディアアドバイザー、そのほか各種療育プログラム修了
詳しくは 医師略歴参照ください。

 

注)相談内容によってはお受けできない場合もあります。
また内容・時間に応じてコンサル費用が異なりますのでお問合せください。

 

 

 

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